エアコンの省エネマークって何?マークある方が良い?

エアコンの省エネマークって何?マークある方が良い? 買い替え

この記事でわかること

  • エアコンの省エネマークは何を表しているのか
  • 緑のマークとオレンジのマークの違い
  • 省エネ基準達成率、APF、星、年間目安電気料金の見方
  • 省エネマークがあるエアコンを選ぶメリット
  • 省エネマークがあればどれも同じなのか

省エネマークって…見たことはあるけどぶっちゃけよく分からん

家電量販店でエアコンを見ていると値札の近くに緑色の「e」みたいなマークが付いていることがあります。

何度も目にしてきたので見ると、なんとなく「省エネ」な機能があるんだろうなとなんとなく察します。

いざエアコンを本気で購入しようとした時、省エネマークは何がメリットなんだろうか。意味がわかっていないと損するのでは?気になります。人は本気になると変わるものです。

オレ
オレ

エアコンの省エネマークってあるやん。あれ、付いてたら電気代安いってことなん?

友人
友人

ざっくり言うと、省エネ性能を見る目安やな。ただ、マークが付いてるから全部同じではないで

オレ
オレ

え、そうなん?緑のマークあったら全部ええやつなんかと思ってた

友人
友人

無理は無いとしても、大雑把すぎるなwなんか良さそうくらいか。まあ一般的にはそうい感じかもな

友人
友人

ちょっと解説しよっか。マーク、達成率、星、年間目安電気料金を分けて見ると分かりやすいから

知ったかぶりは卒業しましょう。エアコンの省エネマークを、買う側の目線で整理していきます。
まず大前提として専門的な制度を全部覚える必要はないとだけ。

店頭やカタログで見たときに、ここを見ればいいのかと分かる状態を目指しましょう。
それで充分です!

省エネマークには緑とオレンジがある

エアコンでよく見る省エネマークは、正式には省エネ性マークと呼ばれています。

このマークには主に2つの色があるんです。

  • 緑色のマーク
  • オレンジ色のマーク

緑色のマークは省エネ基準達成率が100%以上。つまり目標基準を達成している製品に表示されています。

一方、オレンジ色のマークは省エネ基準達成率が100%未満。つまり目標基準を達成していない製品に表示されます。

オレ
オレ

その整理でいくと、緑は優秀!オレンジは劣るってこと?

友人
友人

う~ん。。。まあ一旦はその理解でいいかな

オレ
オレ

じゃあオレンジは買ったらあかん?

友人
友人

まあそういった理解だと、そう勘違いする人もおるやろうな。ただ、オレンジだから即ダメでとかは無い!ただ、省エネ基準には届いてへんって見方やな

オレンジ色のマークがあるからといって、違法な商品とか、使えない商品という意味ではありません。

ただ、同じような価格や条件で迷っているなら、緑色のマークがある製品のほうが省エネ性能の面では安心材料になります。

省エネ基準達成率は「基準に対してどれくらい達成しているか」

省エネマークの近くには、省エネ基準達成率という数字が表示されることがあります。

これは、その製品が国の省エネ基準に対して、どれくらい達成しているかを示す数字です。

たとえば、

  • 100%
  • 107%
  • 87%

のように表示されます。

オレ
オレ

100%を超えてたら達成ってこと?

友人
友人

そうやな。100%以上なら基準達成。100%未満なら未達成やな

オレ
オレ

じゃあ107%と120%なら、120%のほうが省エネ?

友人
友人

基本的には達成率が高いほうが省エネ性能は高いと見やすいな。ただし、部屋の広さや能力が違う機種を雑に比べるのは危ないで

省エネ基準達成率は便利な目安です。

ただし、エアコンは能力や形、仕様によって基準が変わります。

6畳用と14畳用をそのまま同じ感覚で比べるのではなく、基本的には同じくらいの畳数・同じ用途のエアコン同士で比べるのが分かりやすいです。

APFは「1年を通してどれくらい効率よく使えるか」の目安

エアコンの省エネ性能を見るときに、APFという数字も出てきます。

APFは、通年エネルギー消費効率のことです。

簡単に言うと、エアコンが1年を通して、どれくらい効率よく冷房や暖房をできるかを示す数字です。

オレ
オレ

APFって急に出てくるけど、正直よう分からん

友人
友人

めちゃくちゃ簡単に言うと、数字が大きいほど効率がいいと見ればええで

オレ
オレ

じゃあAPFが高いほうが電気代も安くなりやすい?

友人
友人

そう考えてええな。ただ、実際の電気代は使い方や部屋の条件でも変わるで

APFの数値が高いエアコンほど、同じ冷暖房をするために使う電気が少なく済みやすいと考えられます。

ただし、実際の電気代は、次の条件でも変わります。

  • 部屋の広さ
  • 断熱性
  • 日当たり
  • 外気温
  • 設定温度
  • 使用時間
  • フィルターや内部の汚れ

APFは大事な数字ですが、APFだけで全部が決まるわけではありません。

店頭では統一省エネラベルも見る

家電量販店でエアコンを見ると、製品の近くに統一省エネラベルが表示されていることがあります。

統一省エネラベルには、主に次のような情報がまとまっています。

  • 多段階評価点
  • 星の数
  • 省エネルギーラベル
  • 年間の目安電気料金
オレ
オレ

星が多いほど省エネってこと?

友人
友人

そうやな。星の数が多いほど、省エネ性能が高いと見やすいで

オレ
オレ

年間の目安電気料金も書いてあるん?

友人
友人

書いてあることが多いな。買う側からすると、そこがかなり分かりやすいと思うで

星の数や年間目安電気料金は、数字が苦手な人でも比較しやすい表示です。

ただし、年間目安電気料金は、一定の条件で使った場合の目安です。

実際の電気代は、使用時間、外気温、設定温度、住宅性能などによって変わります。

つまり、この金額ぴったりになるというより、エアコン同士を比べるための目安として見るのが現実的です。

省エネマークがあるエアコンを選ぶメリット

省エネマークがあるエアコンを選ぶメリットは、ざっくり言うと、買う前に省エネ性能を比較しやすいことです。

メリットとしては、次のようなものがあります。

  • 電気代を抑えやすい製品を選びやすい
  • 省エネ性能の高いモデルを見分けやすい
  • 長く使ったときの負担を考えやすい
オレ
オレ

本体価格だけ見てたら、安いほう選びそうやわ

友人
友人

それは普通にあるな。でもエアコンは10年くらい使うことも多いから、電気代も含めて考えたほうがええで

オレ
オレ

買うとき安くても、使ってる間に損することもあるんか

友人
友人

そういうことやな

エアコンは、買った瞬間だけで終わる家電ではありません。

夏も冬も使う家庭なら、何年も電気代がかかり続けます。

そのため、本体価格が少し高くても、省エネ性能が高いエアコンのほうが、長い目で見ると負担を抑えられる可能性があります。

ただし、必ず元が取れるとまでは言い切れません。

使う時間が短い家庭と、毎日長時間使う家庭では、省エネ性能の差が電気代に出る大きさも変わります。

省エネマークがあれば、どれも同じ?

ここが一番勘違いしやすいところです。

省エネマークがあるからといって、どのエアコンも同じではありません。

オレ
オレ

緑のマーク付いてたら、もうどれ選んでも一緒なん?

友人
友人

いや、そこは違うで。緑でも達成率は違うし、星の数も年間目安電気料金も違うことがあるな

オレ
オレ

え、緑の中でも差があるんや

友人
友人

あるある。だからマークだけ見て終わりにせんほうがええな

省エネマークは、まず基準を達成しているかどうかを見る入口です。

でも、実際に比較するときは、次の情報も見たいところです。

  • 省エネ基準達成率
  • APF
  • 星の数
  • 年間目安電気料金
  • 部屋の広さに合っているか

特に、緑色のマークが付いている製品同士でも、達成率や年間目安電気料金には差があります。

緑だから全部同じではなく、緑の中でも、どれくらい省エネなのかを見るのが大切です。

省エネマークが無いなら選ばないほうがいい?

オレンジ色のマークが付いている製品や省エネ基準達成率が100%未満の製品は目標基準には届いていません。

では、絶対に選ばないほうがいいのでしょうか。

答えは、条件次第です。

オレ
オレ

オレンジって見たら、なんか悪い商品みたいに見えるな

友人
友人

気持ちは分かるけど、悪い商品って意味ではないで。省エネ基準に届いてないってことやな

オレ
オレ

じゃあ安かったら選ぶのもあり?

友人
友人

あり得るけど、電気代や使う年数も含めて考えたほうがええな

たとえば、使用頻度が低い部屋のエアコンなら本体価格を抑えることを優先する考え方もあります。

一方で、リビングのように毎日長時間使う部屋なら省エネ性能の差が電気代に出やすくなります。

その場合は、緑のマークや達成率、年間目安電気料金をしっかり見たほうがよさそうです。

つまり、オレンジだから絶対ダメではありません。

ただし、安いからという理由だけで選ぶと、あとで電気代や効きの面で損したと感じる可能性があります。

2027年問題と省エネマークは関係ある?

エアコンの2027年問題は省エネ基準と関係があります。

2027年4月から家庭用エアコンのうち主に壁掛け形エアコンで新しい省エネ基準が始まります。

そのため、これからエアコンを買うなら省エネ性マークや省エネ基準達成率を見ておく意味は大きくなっています。

オレ
オレ

2027年問題って、結局この省エネマークとも関係あるんやな

友人
友人

そうやな。2027年度基準を達成しているかどうかを見るときにも関係してくるで

オレ
オレ

じゃあ、2027年問題を聞いた人ほど、省エネマーク見たほうがいいってことか

友人
友人

その通りやな

2027年問題そのものについて詳しく知りたい場合は、え?エアコンの2027年問題って何なん?買い替え前に知っておかないと損するん?でも整理しています。

ここでは、省エネマークを見ることで、2027年以降の基準を意識したエアコン選びがしやすくなる、と考えておくと分かりやすいです。

店頭で見る際の確認ステップ

エアコンを店頭で見るときは細かい数字を全部覚える必要はないでしょう。

とはいえ、確認しておきたいこともあります。自分に合ったエアコンが選びやすくなるように参考として確認のステップをご紹介します。

  1. 緑の省エネ性マークか、オレンジの省エネ性マークか
  2. 省エネ基準達成率は100%以上か
  3. 星の数はどれくらいか
  4. 年間目安電気料金はいくらか
  5. 部屋の広さに合っているか
  6. 工事費込みの総額はいくらか
オレ
オレ

結局、店では何を見ればええん?

友人
友人

まず緑かオレンジを見る。次に達成率、星、年間目安電気料金やな

オレ
オレ

そこまで見たら、だいぶ違い分かりそうやな

友人
友人

あとは部屋に合ってるかやな。省エネでも部屋に合ってなかったら意味が薄いで

エアコンは省エネ性能だけで選ぶものではないです。

部屋の広さに合わないエアコンを選ぶと、効きが悪くなったり、余計に電気を使ったりすることがありますから。

省エネマークは大事ですが最終的には部屋の広さ、使い方、予算とのバランスで見る必要があります。

省エネマークを見るときの注意点

省エネマークを見るときは次の点に注意しましょう。

年間目安電気料金は、あくまで目安

年間目安電気料金は一定の条件で使った場合の目安になります。実際の電気代は、家の断熱性、地域、外気温、設定温度、使用時間によって変わってきますから。

オレ
オレ

じゃあ、ラベルの金額そのまま信じたらあかんの?

友人
友人

信じたらあかんというより、比較用の目安として見るのがええな

同じ条件で比べるための数字として見ると役に立ちます。

本体価格だけで判断しない

省エネ性能が高いモデルは当然のことながら本体価格が高くなる傾向です。でも、長く使うなら、電気代の差も含めて考えるべきでしょう。

使用時間が短い、小さい部屋での利用を考えているというケースは、省エネ性能の差がそこまで大きく出ない可能性もあります。その場合は本体価格を優先しても良いでしょうね。

自動掃除機能と省エネ性能は別で考える

高いエアコンには、自動掃除機能や空気清浄機能などが付いていることがあります。
こういった便利機能は、省エネ性マークとは別の話です。

オレ
オレ

高いやつって、機能が多すぎて何が省エネなのか分からんくなるな

友人
友人

そこは分けて見たほうがええで。省エネ性能と便利機能は別物やな

省エネ性能を見るなら、省エネ性マーク、達成率、APF、年間目安電気料金。

便利機能を見るなら、自動掃除、空気清浄、加湿、センサーなど。

このように分けると必要以上に高いモデルを選びにくくなるのではないでしょうか。

省エネマークは「なんとなく良さそう」ではなく、比べるための目印

エアコンの省エネマークはなんとなく環境に良さそうな印ではありません。その製品が省エネ基準を達成しているかどうかを見るための目印になります。

緑の省エネ性マークは、基準達成。

オレンジの省エネ性マークは、基準未達成。

さらに、省エネ基準達成率、APF、星の数、年間目安電気料金を見ることで、同じエアコン同士でも差が分かりやすくなります。

ただし、省エネマークがあればどれも同じというわけではない。緑のマークがある製品同士でも、達成率や年間目安電気料金は違ってきます。

また、省エネ性能が高くても、部屋の広さに合っていなければ意味が薄くなります。

オレ
オレ

省エネマークって、付いてるかどうかだけ見ればいいんかと思ってたわ

友人
友人

まずはそれでも一歩前進やな。でも本当に比べるなら、達成率と年間目安電気料金まで見るとええで

オレ
オレ

なるほど。緑かどうか、達成率、星、年間目安電気料金。このへん見ればええんやな

友人
友人

そういうこと。あとは自分の家の使い方に合うかやな

省エネマークは、エアコン選びで損しないための入口。本体価格だけで選ぶ前に、省エネ性能も一度見ておくと良いでしょう。

参考情報

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